退職者が使用していたパソコンのデータを何もせず消去していませんか? 企業の情報資産が退職者を通してライバル企業に流れているかもしれません。 「退職者パソコン調査」サービスは、デジタルフォレンジック技術を用いてパソコンに残された情報を抽出し、情報資産の流出を検知いたします。
デジタルフォレンジックとは、「デジタル鑑識」という意味です。法的な訴訟への対応で、デジタルデータの保全や原因調査を行うために広く利用されている技術です。デジタルフォレンジックの技術を用いた調査では、証拠性を保ったまま削除データの復元や、膨大な量の電子データの中から目的の情報を特定、抽出していきます。
近年、デジタルフォレンジックは情報セキュリティの新しい分野として関心が高まっており、インシデントレスポンスは勿論のこと、内部不正に対する抑制力の高い対策として注目されています。
パソコンに記録されているデータは、パソコンの電源を入れたり、ファイルを閲覧しただけでも改変されてしまいます。不用意にパソコンにログインしてしまうと大切な情報が上書きされてしまいます。
それを防ぐためにデジタルフォレンジックでは、対象パソコンの内蔵HDDの完全物理コピーを作成し証拠保全を行います。
これによりその時点の状態を確保するとともに、証拠性を保った調査が可能になります。
「退職者パソコン調査」サービスでは、訴訟に発展する可能性も想定し、証拠保全を行います。
取得項目 | 内容 |
削除ファイル | 削除ファイルの一覧を取得します。ごみ箱から削除されたファイルでもデータとして残っている可能性があります。この中に重要なデータが見つかることがあります。
※対象ファイル:Word,Excel,PowerPoint(ファイル種別の追加はご相談下さい。) ※オプションで実ファイルを復旧させることも可能です。 |
ファイルアクセス履歴 | ファイルへのアクセス履歴を取得します。パソコン内部のファイルへのアクセスはもちろん、共有サーバー上のファイルや外部接続されたデバイス上のファイルへのアクセス履歴が取得できます。 |
USBデバイス接続履歴 | USBポートに接続されたデバイスの一覧を取得します。社内で管理していないデバイスの接続の痕跡が発見されることがあります。 |
WEBアクセス履歴 | WEBブラウザで閲覧したサイトの一覧を取得します。
※プライベートモードを使用していた場合のデータ取得はオプションとなります。 |